【特集】『性暴力は心の殺人』…性被害で”落ち度を責める”今の社会に、「もう沈黙しない」と声を上げ始めた被害者たち
https://www.ktv.jp/news/feature/202003090/
祖父からの性暴力、母は『あなたさえ黙っていれば』

スピーチに耳を傾ける25歳のさむらさん(仮名)。
彼女は祖父からの長年受けていた性暴力について話してくれました。

始まりは家族との関係がうまくいかなかった小学生のころ、祖父の家に泊まりに行った夜でした。

【さむらさん(仮名)】
「唯一の味方がおじいちゃんだったけど、小学校5年生くらいのときに初めて後ろから抱きつかれて性器を触られることがあって、
『それは悪いことじゃないよ、ただこれは誰にも言っちゃダメなことだよ』って言われて。
その日から徐々にキスされたり、おじいちゃんの性器を触らされたりとか…。
生理も来てない状況なのに血が出ることが何回かあって…」

その行為が”性暴力”だと気づいたのは中学生になってからでした。.