戦後の法律整備の時に、“帝都”でなくなった東京の、都と道府県との特別な違いを、テキトーに“直轄区域を持つ県がすなわち都なのだ”と定めてしまった。他に直轄区域を持とうとする道府県は無いだろうという前提で? 
それから何十年、大阪の府市統合を維新が掲げた。この時には府市統合したら法律に則ると大阪都になる道理だった。
都は東京だけの独占でいたいなあと思ったのかどうか、法律に手が加えられて、直轄区域を持っていても必ずしも都にはならないようになった。
本気で大阪都の呼称にしたいかどうかはともかく、府市統合実現のシンボルとして「大阪都」のワードは強調しつづけたいんだろう。