ポーランド系のユダヤ人を逃がしたので、ポーランド系のスパイ組織が恩義を感じて
ソ連の内部情報を漏らしてくれたので、ヤルタ会議の密約の内容や対日参戦を約束した
日付などが分かって、それを暗号で東京に向けて連絡したのだが、上層部に握り潰され
て、みすみす対日参戦を許してしまった。
ソ連に英米などとの和平の仲介交渉を依頼するという方針を邪魔されたくないと
考えたのがそうしたという説もあるが、ソ連のスパイが上層部にいたというのが
本当なんじゃないかと思う。

ソ連は時間稼ぎの見かけの交渉をしているが、アメリカにおいしい餌を貰う
約束を取り付けていて、対日参戦するであろうことを認めたくなかった人が
いたわけだ。