黒人女性遺族と12億円で和解 米南部、警官が射殺
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2020/9/16 08:39 共同通信

 【ニューヨーク共同】米南部ケンタッキー州ルイビルのフィッシャー市長は15日、今年3月に黒人女性ブレオナ・テーラーさん=当時(26)=が警官に射殺された事件を巡り、警官の不正行為を訴えていた遺族に1200万ドル(約12億6千万円)の賠償金を支払うことで和解に合意したと発表した。米メディアが伝えた。

 遺族が市当局を相手取り提訴していた。和解では警官の不正行為は認めていない一方、市当局が警察改革を進める条件も含まれている。テーラーさんの遺族は和解を歓迎した上で、事件に関与した警官の訴追を今後も求めていく姿勢を示した。