黒人奴隷は大航海時代より前なら殺されていた。

アフリカ黒人同士の部族間抗争で敗れた部族
女は家政婦や子供を産む能力、子供は従順な下僕として育てるが、成人男性は高度な技能を持たない限り必要ナシとして殺されていたからな。

一見、労働集約型産業に於いては体力のある成人男性は生産性が高く見えるが、その分食料も必要であり、東洋のコメのような高収量作物の乏しいアフリカに於いては食料不足に陥りやすく、反乱のリスクを摘むために殺された。
※女子供は男性より消費カロリーが少なく、かつ腕力で押さえつけることができた。

大航海時代に白人がきて、成人男性を有償で買い取ってくれる上に反乱の恐れの無い遠隔地に運んでくれるって事で、黒人酋長達が挙って対立部族を捕まえて売り払い私腹を肥やした。

キリスト教やイスラム教といった共通の価値観もなく、日本の朝廷のような存在も無かった為やりたい放題。
宗教は近隣勢力を共通の価値観でまとめ上げる、対立しても「神の名のもとに」一定の抑止がある、知の集積地故に異宗教間でも技術交流はあったからな。