新型コロナウイルスの影響で、お店までは行けないけどおいしいパンを食べたい。そんな声に押されて、全国各地のご当地パンをお取り寄せできるサービスが人気です。

まるで焼きたての仕上がり。食べていたのは、冷凍したものを焼いたパン。わざわざなぜ、冷凍しているのでしょうか。そこにはパン屋さんの立地に秘密がありました。
 
お店の客の中には遠方からも訪れる人もいるといいますが、パン屋さんは茨城県の龍ケ崎市の住宅街にあります。そのため、このコロナ禍で直接来店できない人にもおいしいパンを食べてもらいたい…。そんな思いから、こちらでは定額制でパンを届けるサービスに加盟しました。もちろん、来店が減ることで店側も感染リスクが減ります。
 
この焼きたてのような味わいを実現したのが、冷凍での配送。パンをそのままオーブントースターに入れて温めれば、まるで焼きたてのような味わいに。このおいしさをキープする冷凍技術はもちろん、独自開発したという箱にも工夫があります。
 
パンフォーユー・矢野健太社長:「冷凍庫にも入るようなサイズを考慮して、このサイズ分のパンをお届けさせてもらっています」
 
パンは約1カ月も冷凍保存が可能だといいます。月額2900円。月に一度、10個ほどのパンが全国の15店舗から届きます。2月から始めたこの定額制で届けるパン。現在、会員数は徐々に増えているといいます。

2020/09/16 19:17 テレ朝
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