「トイレットペーパーと(最新鋭ステルス戦闘機)F35、どっちを買うか迷ったらトイレットペーパーを取ると言ったことがある」。
河野太郎行政改革担当相は17日、前職の防衛相離任式で自衛隊幹部らを前にこうあいさつした。

予算の厳しい制約の中、隊員の勤務環境改善に優先的に取り組むべきだと独特の言い回しで訴えた。

河野氏は昨年9月の防衛相就任後、トイレットペーパーなど隊員の生活必需品が不足しがちな現状を問題視してきた。
行革相として予算を切り込む側に回ったが、「戦闘機1機なくても、人材が生き生き活躍できる環境があることの方が大事だ。
今でもその気持ちは変わらない」と力説した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091700786&;g=pol