2020年09月18日 10時00分

浮気癖のある夫をなんとかしたいと奮闘する妻たち。夫の小遣いを減らして浮気相手にお金を使えないようにする、夫に浮気のリスクを伝える、などの浮気対策をおこなう妻もいる。

中には「隠し子対策」を検討している女性もいるようだ。弁護士ドットコムにも「浮気癖のある夫に隠し子ができないようにしたい」という相談が寄せられている。

相談者は「隠し子対策」として、夫にパイプカットをしてもらうことにした。

しかし、それだけでは安心できないため、「パイプカットをすること。その後は再開通しないこと」「隠し子ができた場合は、その子どもに財産を渡さないこと」などの内容を盛り込んだ誓約書を作ることを検討しているという。

 ●パイプカット手術を法的に強制することはできない

そもそも、夫に法的にパイプカットを強制することはできるのだろうか。

離婚・男女問題に詳しい理崎智英弁護士は「結論から言うと、妻は夫にパイプカットの手術をするよう法的に強制することはできません」と語る。

「パイプカットの手術は、身体に直接メスを入れて、性器の一部を除去する手術です。身体に対する重大な侵害行為に該当しますので、本人の同意がない限り、そのような手術をすることはできません。

そのため、夫にパイプカットの手術をするよう求める法律上の権利は妻にはないということになります」

     ===== 後略 =====
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