天下り先としての私立をのさばらせ過ぎて、私立によって
国の役所がコントロールされてしまい、
そのレベルや環境に国立もあわせるような行政が行われて
しまうので、良くしようと言う方向には行かず、国立を
私立に合わせよう、ダメにしようという方向性が強まった
のです。国が大学を設置運営するのを私立が肩代わりして
いるのだ、とかいう理屈でもって、本来は憲法違反である
「私立への補助金提供」を認めてしまったことが、物事が
おかしくなった始まりです。