ごみの中から700万円、岐阜市 警察に問い合わせ1件
2020年09月18日 08:09 岐阜新聞

 17日午後、岐阜市内の廃棄物処理業者が敷地内で分別作業をしていたところ、ごみの中から約700万円分の紙幣を発見し、岐阜県警岐阜北署に届け出た。持ち主は見つかっておらず、署は名乗り出るよう呼び掛けている。

 署によると、従業員が一般家庭ごみや産業廃棄物の分別作業中に大量の1万円札を見つけた。拾得物として署に持ち込んだ。

 署が17日夜に発表しメディアで報じられると、18日までに問い合わせが1件あったという。

 発見時の詳しい状況や帯封の有無、正確な1万円札の枚数などの情報について、署は明らかにしていない。新聞やテレビなどで詳細に報道されると「その内容をなぞって、持ち主だと名乗り出る人がいる」からだという。

 遺失物法に基づき、届け出から3カ月以内に持ち主が見つからなければ、業者らに所有権が移る。