【北京=三塚聖平】中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は19日夜、台湾の蔡英文総統と18日に会談した森喜朗元首相が、菅義偉首相が「機会があれば蔡氏と電話で話ができれば」との意向があると表明したことについて、日本に説明を求めたとする談話を発表した。

 汪氏は「日本側は、メディアが報道していることは絶対に起こらないと明確に述べた」と説明している。

■中国、台湾での森元首相発言に説明要求 菅首相の意向めぐり

森氏は18日、台湾の李登輝元総統の告別式に参列するため、チャーター機で台北入りして蔡氏と会談した。

2020年9月19日 22時59分 産経新聞
https://news.livedoor.com/article/detail/18926013/
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■菅政権の台湾接近けん制 森元首相伝言で談話―中国

【北京時事】中国外務省の汪文斌副報道局長は19日、森喜朗元首相が台湾の蔡英文総統に、電話会談に前向きな菅義偉首相の伝言を伝えたことについて「既に日本側にはっきりさせるよう要求し、日本側は『報道されたようなことは決して起きない』と明確に述べた」との談話を発表した。

発足したばかりの菅政権が台湾に接近することに神経質になっているとみられ、週末にもかかわらず反応し、日本側をけん制した。

2020年09月19日22時44分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091900568&;g=int