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9月23日午前、北海道稚内市の漁港でサケを見に来ていた84歳の男性が誤って海に転落し、重体となっています。

 23日午前10時ごろ、稚内市抜海村の抜海漁港で、海に向かうスロープを歩いていた男性が誤って海に落ちました。

 男性は市内に住む自営業・田川清さん(84)で、周りにいた人たちに引き上げられ、
病院に搬送されましたが意識不明の重体です。

 スロープは海中で急に深く落ち込む構造になっていました。

 稚内海上保安部などによりますと、抜海漁港では当時岸壁に多くのサケが集まり、
妻とともにこれを見に来た田川さんは誤って海へ転落したということです。