フランス政府は、新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けて
地域の感染状況に応じてレストランやバーの営業を禁止するなど新たな対策を発表しました。

フランスでは、1日の新たな感染者数が1万3000人を超えるなど感染が急速に広がっていて、
ベラン保健相は23日記者会見を開き新たな対策を発表しました。

それによりますと、感染状況に応じて地域ごとに対策をとるとしていて、

最も深刻な南部のマルセーユでは
▽レストランやバーの営業を禁止するとともに、
▽映画館や劇場などの施設については厳しい対策をとれない場合、閉鎖するとしています。

また、マルセーユに続いて感染者数の割合が高いパリや南西部ボルドーなど11の都市については、
▽レストランやバーの営業時間を午後10時までとするほか、
▽会食や会議などでの人の集まりを10人までに制限するとしています。

新たな対策は、今週末から週明けにかけて始まるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200924/k10012631971000.html