横浜市の林文子市長は25日、カジノを含む統合型リゾート(IR)について市民に賛否を問う住民投票が実施されても、その結果は市の誘致方針には影響を与えないとの認識を示した。市議会の決算第一・決算第二特別委員会連合審査会で、「IRは住民投票で決めるものではない。国の方針の中でやっている」と述べた。共産党の古谷靖彦氏への答弁。

 誘致の賛否を問う住民投票を巡っては、市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」が住民投票条例制定の直接請求に向け、9月4日から署名集めを実施している。古谷氏はこの活動についての見解を聞いた。

 林氏は活動の直接の評価は避けたが、IRの導入が国の政策であることを強調。「賛…(以下有料版で、残り221文字)

毎日新聞 2020年9月26日 09時36分(最終更新 9月26日 09時37分)
https://mainichi.jp/articles/20200926/k00/00m/040/037000c