（2020年9月28日16時現在）

2020年9月28日16時現在、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産（法的整理または事業停止、負債1000万円未満・個人事業者含む）は、全国に555件＜法的整理477件（破産448件、民事再生法29件）、事業停止78件＞確認されている。

　発生月別では、2月（1件）、3月（16件）、4月（82件）、5月（76件）、6月（119件）、7月（114件）、8月（96件）、9月（51件）で6月が最多。

　負債総額は、2662億8200万円（調査中を除く552 件の合計）で、5億円未満が459件（構成比83.2％）を占めている一方、100億円以上の大型倒産は（株）レナウンなど3件（同0.5％）。

都道府県別では「東京都」（136件）が最多。以下、「大阪府」（59件）、「北海道」（27件）「兵庫県」（26件）、「愛知県」（25件）、「神奈川県」「静岡県」（各23件）、「栃木県」（18件）と続き45都道府県で発生。

業種別件数上位

　業種別では、「飲食店」（80件）が最多。次いで「ホテル・旅館」（55件）、「アパレル小売店」（38件）、「建設・工事業」（35件）、「食品卸」（34件）、「アパレル卸」（22件）、「食品製造」（20件）、「食品小売」（18件）、「アパレル製造」（15件）が続く。

新型コロナウイルス関連倒産について
　「新型コロナウイルス関連倒産」とは、新型コロナウイルスが倒産の要因（主因または一要因）となったことを当事者または代理人（弁護士）が認め、法的整理または事業停止（弁護士に事後処理を一任）となったケースを対象としている。個人事業主および負債1000万円未満の倒産もカウントの対象としているほか、事業停止後に法的整理に移行した場合、法的整理日を発生日としてカウントしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99795256ee9662f1dcb69e48a5d3ecb29712928d
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