日本株の売買インフラを担う東京証券取引所で1日、異例のシステム障害が発生した。引き金となった基幹システム「アローヘッド」の設計・開発を手掛ける富士通の東証のシステムを巡る大きな失態は、2005年、12年に続き3度目。足元では、デジタルトランスフォーメーション(DX)企業への転身を掲げて業績は堅調だが、信用が揺らぎ失速しかねない。

■「なぜ繰り返しこうなったのか」

「なんで繰り返しこうなっちゃったの…(以下有料版で)

2020/10/2 11:30日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64513240S0A001C2I00000/