昔は女は男を尊敬し男を立てた。
だから男は義務感だけでなく、慈悲の心で女を助けた。
しかし時代は変わり身分さえ女が上で、男は没落し女に見下される存在に成り果てた。
男に生まれても損する事ばかりで、得をするのは女だけという時代。
女に生まれたらアタリで男に生まれたらハズレ。
何故ハズレの人間がアタリの人間を助けなければならない道理があるのか。
昔と違って男に生まれて誇れる事は何一つ無いのに、何故羨ましい女達を助けなければならないのか。
女に非ずば人に非ずという行政の中で、男が女を助けるほど男はお人好しではない。
この卑屈さでどうやって女を助けろと言うのか。