トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染して入院している問題で、65%の米国人が「トランプ氏が新型コロナの問題をもっと真剣に受け止めていれば、感染しなかった」と考えていることが、4日公表のロイター通信の世論調査で分かった。

 57%がトランプ氏の新型コロナ対応を「評価していない」とした。

 また、トランプ氏が新型コロナについて「真実を語っていない」と答えた人は55%にのぼり、「真実を語っている」との回答は34%にとどまった。

 4日公表のABCニュースの世論調査でも、72%が「(トランプ氏は)新型コロナの危険性を真剣に受け止めなかった」または「適切な感染予防策をとらなかった」と答えた。トランプ氏は「(ウイルスは)奇跡のように消える」「99%無害」と過小評価し続け、マスク着用も軽視。トランプ氏の感染に、米国民は厳しい見方をしている。

 一方、ロイター通信の米大統領選に関する支持率調査では、民主党候補のバイデン前副大統領は51%だったのに対して、トランプ氏は41%だった。(ワシントン=園田耕司)

2020年10月5日 9時36分 朝日新聞デジタル
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