アフリカの出生率が、世界人口を110億人に追い込む可能性

国際連合の 最新の報告書 によると、アフリカでの出生率が衰退しなければ、
世紀末に地球上の人口はさらに40億人増加する可能性があるという。
現在アフリカ大陸には10.1億近くの人が暮らしているが、2100年には40.2億人(380%の上昇)まで急増するらしい。
そのことから地球人口は110億人に達することが見込まれている。

1920年にはたったの20億人だった地球の人口は、現在では70億人にまで膨れ上がり、前世期にわたって急激に増加した。
さらに10億人から20億人になるのに一世紀かかったものが、60億人から70億人になるにはたったの12年しかかからなかった。
人口過剰は地球の気候変動から経済、資源不足、生物の多様性の危機まですべてに影響している。

新しい分析でナイジェリアの人口が2100年には500%近く増加し、今世紀最高の人口増加国となり、
インドが2位に続き、アメリカは8位となるだろうと予想している。
そのリストのはずれで中国は、約20%の低下で最大人口減少国となり、一部のヨーロッパの国々でも人口の減少が予測される。

ラフテリー氏は「これらの新しい調査結果はアフリカでの急速な人口増加に対処するため、多くの人に家族設計について働きかけたり、女の子に対しての教育を拡張するなどして政策を見直す必要があることをと示している」と言う。

専門家たちは人口増加を減速させるには、女性に平等な権利とより良い教育を与え、さらに家族設計と避妊について働きかけることが一番の方法であると長い間言い続けてきた。
https://jp.mongabay.com/2013/11/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E5%87%BA%E7%94%9F%E7%8E%87%E3%81%8C%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E3%82%92110%E5%84%84%E4%BA%BA%E3%81%AB%E8%BF%BD%E3%81%84%E8%BE%BC/