りそな銀行の勝田泰久頭取も植草氏と同様、小泉竹中政権の経済政策を批判していた。勝田氏は頭取就任後、次々に経営改革案を示し、りそな銀行は経営上何の問題も無い、優良企業だった。しかし、小泉竹中政権イコールロックフェラー財閥の批判をする人物が頭取を務める銀行がただで済むはずが無い。

ロックフェラー財閥はりそな銀行潰しを竹中平蔵に命じる。この事案で中心的な役割を果たしたのが木村剛氏。彼は2010年7月14日、中小企業向け融資を専門とする日本振興銀行(本店・東京都千代田区)の検査妨害事件で逮捕され、同銀行は倒産。日本で初めてペイオフを実施。1,000万円以上の預金を持つ預金者3,500名以上が被害を受けた。