「格安スマホのサービスがわかりづらい」武田総務相と携帯電話利用者との意見交換会

総務省
 総務省は、10月8日に開催された「武田総務大臣と携帯電話利用者との意見交換会」の議事概要を公開した。

 出席者は、総務省から武田良太 総務大臣や総務副大臣の新谷正義氏、総務大臣政務官の古川康氏、総務審議官の谷脇康彦氏、総合通信基盤局長の竹内芳明氏、総合通信基盤局電気通信事業部長の今川拓郎氏、総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課長の川野真稔氏。

 消費者側からは、しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子、主婦連合会事務局長の木村たま代、老テク研究会事務局長の近藤則子、全国消費生活相談員協会北陸支部長の新屋康夫、クラウドソーシング協会事務局長の湯田健一郎。

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格安スマホへの乗り換え方がわからない

 MVNOなどの格安スマホに関しては、「どういうサービスがあるのかわかりづらい」「大手との違いがわかりづらい」「契約方法がわかりづらい」など、格安スマホ事態への理解が進んでいない意見が寄せられた。

 また、「通信品質が安定しない」「通話無料にするにはアプリで発信しないといけないなどの使いづらさ」など乗り換えに対してのハードルや、コロナ禍において通信量が増大したため、低容量プランが中心の格安スマホが適切でないと感じる時があるなどの意見があった。

 このほか、「高齢者へのサポートの重要性」や「抱き合わせ販売をやめてほしい」「ネットでかんたんに端末を購入したい」などの意見が見られた。

武田総務相「政策実現に向けて励んで参りたい」

 武田良太 総務大臣は閉会の挨拶で「携帯電話事業は公共性の非常に高い事業」とし、通信料金のコロナ禍における家計への負担軽減に配慮が必要とコメントした。

 また、料金が国際水準と比較して高すぎるという声があるとし、「特に大容量プランにおいて、公正で的確な市場競争が損なわれていることが原因ではないかと思う」と原因を分析した。そのうえで、しっかりとした競争が行われる環境整備に努めていかなければならないとコメントした。

 最後に武田大臣は、「一人一人のユーザの方々が安心して納得して使えるようにするためにはどうしたらよいか、真剣に我々も考えて、しっかりとした政策実現に向けて励んで参りたい」と、政策実現への意気込みをコメントした。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1283238.html

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