>>710

俗物とは言うがね、思うに菅総理としては、
四の五の言わずに拒否るという対応をとることによって、
学術会議云々に限らず、実務者ら全般に敢えて考えさせる、
ソンタック(忖度)指向を行き渡らせることによって、
実務者らが、中央の意向を汲み先取りするようになり、
統治の効率化を図れるという、菅首相の学問の頭にあるのは、
学問自由云々の「小さな」次元の話ではあるまいとか、当初は思っとったんだけどね。
とはいえ、ソンタック指向には、夫々の感情を抑えつつという面もありそうゆえ、
不自由になっていく側面は出てくるやろな、とも思っちょったけど、
この間、記者さんらの誘導?に乗るかのように、
「オレは、99人分のリストしか見ていないで。6人削られる前のリストは見ちょらん」
みたいなことを言い始めたものだから、
「一応学術会議法上は違反に問われる可能性は少なからずあるゆえ、ホケンでも掛け始めたかな」とか思ったものだね。とはいえ、菅総理の答弁を真にウケると、
公文書偽造とか虚偽公文書に抵触しかねないので、加藤官房長官やら流石に周囲によって、
修正が入って、その辺はコト無きを得たという印象ではあるが。
まぁ何れにせよ、菅首相の描く国家像はあんまり見えてこないというのは確かにあるが、
恐らくゼンレイやらキトクケンのダハだとかキセイカンワだとか、方法論が
理念化させている人物なのじゃないかね。俗物というよりは、一種の奇矯というか、
相当手強いお人じゃなかろうか。