仁坂吉伸 和歌山県知事
「いいと思う。制度としての評価をすると、二重行政はあると思う。
東京をみているとそんなことはない。整理した方がいいのではないか。
大阪市が担っている広域的な行政の部分を大阪府に統合することで、
二重行政の解消につながると考えられるので私は賛成」

久元喜造 神戸市長
「二重行政を解消する有力な選択肢の一つ。大阪の二重行政について議論があり、弊害が広く認識されていた」

荒井正吾 奈良県知事
「大都市では中間自治体と政令指定都市との役割分担があいまいなままになってきた歴史がある。
行政効率化のためにそうした構想を出されるのは大変立派なものだと思っている」

井戸敏三 兵庫県知事
「関西の中心である大阪が(二重行政で)首都圏に対してハンディを負っている。
大阪は府と市が相当張り合っていた過去もある。大阪市民の主体的な判断を期待したい」

山田啓二 京都府知事
「大阪は政令市と府の関係が非常に問題だった。
行政の在り方を大阪府民や大阪市民が決めるというのは自治の一番の根本。」

菅義偉 官房長官
「二重行政解消は当然。横浜市は370万、大阪が270万。横浜の職員は1万9千で、大阪3万5千。
100万人少ないのに職員の数が1万5千人多い。面積は横浜市の半分なのに24の区役所がある、
横浜は18。私総務副大臣の時からこの問題を取り上げてきた。無駄をなくすには大なたを振るう必要がある。」