この動画にあったコメント
https://youtu.be/4j0dzZRtrKI?t=103

あの頃の自分を思い出す。
この日本のギタリストに起こっていることは、まさに80年代のLAで起こっていたことだ。
誰もがギターを弾いていて、誰もが人間ができる限りの速さで弾こうとしていた。
人々は「イングヴェイは神」のTシャツを着て歩き回っていたし、
ハリウッドBLVDにはミュージシャン・インスティテュート・オブ・テクノロジーというギタースクールがあって
(日本人の裕福な男が経営していた)、何百人ものシュレッダーを生産していた。

人々は派手さに固執していたから、それが大きな反発を生み、グランジが生まれ、瞬く間にシュレッダーは恐竜のようになってしまった。
誰もシュレッダーを聴こうとは思わなかったし、彼らのとんがったギターを買おうとも思わなかった。
ある日ギターショップに行くと、シュレッダーはもういなくなっていて、みんなSRVを弾いていたんだ。
スピードだけに集中していると、ミュージシャンとしての自分をダメにしてしまうことがある。
音楽は感情を伝えるものであり、燃えるような速さの音符で伝えられる感情はそう多くはない