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政令指定都市といっても、横浜や大阪などの大都市から、静岡や相模原、岡山のような70万人前後の都市まで様々。
大阪は高速道路も鉄道も港湾も事業所も大阪市域をはみ出していて、広域行政をやるには狭すぎて、住民自治サービスをやるには広すぎる。

そもそも政令指定都市は、市の面積が広くて、事業所やインフラが市内で大体完結していて、
市の端や隣町に行けば民家や田畑しかないような、地方の独立した都市圏に最適な制度。

現在の大阪のように市域が狭くて、都市圏が広範囲に広がっていて、しかも府域の中心部にあるような都市には政令指定都市制度は合わない。

なぜなら政令指定都市は広域行政の権限も持ってる。
だから、大阪市域外にまたがるものや、大都市としての施設などは、どちらがどれだけの割合で負担するかとかでモメる。
どんなモノにするかとか中身の話ではなく、府市間の調整ばかりに時間も手間もかかる。
知事市長の仲が悪いと調整すらままならなくなる。
広域行政は都市間競争の側面があり、時間をかけたり、先送りしていればいいという話ではない。

市域で都市圏が完結しているような70万人程度の政令市にとっては滅多に起こらないことだから、調整や裁判などと言ってられるけど、
大阪市域は狭いから、こうした調整しなければならないことが頻繁に起こる。
だから、大阪では現在は府市双方の職員が常駐する副首都推進局を作っている。
しかし、知事市長がバラバラになり、「市のことは市だけでやる」と言い出したら、すぐに解体されてしまう脆弱な組織。
だから、都構想で恒久化させなければならない。