>>573
大阪市は「広域行政」の権限も持ってるから
「広域行政」の名目でいろんな巨大なハコモノを作ってきたんだ。
それのほとんどが破綻してつぎ込んだカネがパーになってしまった。

そんなのにカネを使いまくってたのに、ほんの10年前まで、
中学校給食がなかったり 学校にクーラーがなかったり 医療費助成が薄かったり、
「身近な住民サービス」が大都市のわりに貧弱だったのです。

そんなことになるのは「広域行政」「身近な住民サービス」の両方の権限がある
「政令指定都市」という仕組みのせい。
両方の仕事を1つの財布で行うから
「広域行政」の失敗が「身近な住民サービス」の低下を招くことになるのです。

「大阪都構想」とは、大阪市が行ってきた「広域行政」と「身近な住民サービス」を分けて
新たにできる「特別区」には「身近な住民サービス」を専門的にさせる
「広域行政」は大阪府に委託する 
という役割分担をはっきりさせる手段なのです。