>>746
2020/10/7
「パンケーキ食べたい」のは一体誰なのか? 菅首相の気さくアピールに隠れる‟国民総忖度社会”の恐怖
 菅義偉が先週土曜、東京・原宿のパンケーキが有名な店で、内閣記者会所属各社の首相番記者と懇談会を行ったが、欠席した社もあったとの事。

《朝日新聞は同日配信記事で「朝日新聞の記者はこの懇談会を欠席しました」、東京新聞も「欠席しました」。
 ともに日本学術会議問題などを会見などで説明すべきだとの考えを伝えている。》

 つい先日まで政権に対して厳しそうなことを言ってきた共同通信社の前論説副委員長の柿崎明二氏が「首相補佐官」になり、メディアに対しても
 えげつなく取り込みを図るように見える菅政権。
 権力側が「取り込みを図る」のは別の表現で言うなら「忖度をさせる、空気を読ませる」ということ。
 菅義偉が日本学術会議の新会員について候補者6人を任命しなかった件。そこに手を突っ込んでくるのかという驚きだが、実はこれを予言している
 ような記事があったとの事。

『「値下げおじさん」は大衆に優しい? 消費増税に言及、弱者切り捨ての恐れ 菅義偉官房長官』(東京新聞WEB9月11日)
 これは自民党総裁選の期間中の記事。
 東京工業大の中島岳志教授(政治学)
《安倍政権下で成立した特定秘密保護法やテロ等準備罪(共謀罪)を使えば、政府批判や行動監視を強めることもできるといい、「これまで官僚に
 使われていた忖度の手法は今後、国民の側に向けられる可能性がある」と指摘する。》
 今まで「忖度」という言葉は官僚だけのものだったが、これからは国民の側も政府に忖度する事態になるのでは……という可能性を指摘。

 今回の日本学術会議の件は
《任命されなかった6人の経歴をみると、法学者や歴史学者がほとんどだ。特定秘密保護法や安全保障関連法の制定や共謀罪の新設に反対した人が
 含まれている。》([社説]なぜ学者6人を外したのか 日本経済新聞10月3日)
 特定秘密保護法や共謀罪というキーワード……。

 これらに反対した学者が任命されなかったと各所で言われているが、依然として菅義偉は任命しなかった理由を説明しておらず、
《(任命拒否の理由として)思い当たる節はないか? そう考えさせることで、そんたくさせる仕組みになっている。研究業績に秀でた人を推薦する
 日本学術会議法の趣旨に反した人事だ》(岡田正則・早稲田大教授 毎日新聞10月2日)

 菅義偉はかつて導入を主導した「ふるさと納税」を巡って問題点を指摘した官僚を「左遷」したと言われており、さらに今回の総裁選でも、
《霞が関では「菅さんににらまれたら出世できない」と公然と語られるほどだ。閣僚経験者は「みんな菅政権になったときの『冷や飯』を恐れている」
 と話す。》(『自民議員、冷や飯恐れ雪崩』朝日新聞デジタル9月3日)

 加藤勝信官房長官の答弁手法は論点ずらしの「ご飯論法」と言われているが、「朝ご飯は食べたか」という質問に対し、「ご飯」をわざと狭い意味
 にとらえ、「(パンを食べたにもかかわらず)ご飯(白米)は食べていない」と質問側の意図を曲解して回答をはぐらかす手法。
 菅義偉について最近報じられるエピソードとして「官房長官時代から朝、昼、晩と幅広い分野の人々と面会を重ねてきた菅首相」(朝日新聞9月24日)
 加藤官房長官は23日の記者会見で「首相は官房長官時代から様々なチャンネルから意見を聞いてきた。その姿勢は変わっていないのだろう」

 産経新聞の一面コラム「産経抄」は、
「菅内閣が任命を見送ったことで大騒ぎしているが、つくづくバカらしい。」
「任命されないと、なぜ学問の自由が侵されるのかも理解できない。」
「会員に支給される特別職国家公務員としての手当が、まさか欲しかったわけでもあるまいが。」
※極東国際軍事裁判にてA級戦犯の判決を受けながら死刑にならず戦後、内閣総理大臣に就任した岸信介の孫の安倍晋三の意思を引き継いだ菅義偉
 と「ごはん論法」を多用する加藤勝信、菅内閣を援護する産経新聞によって、日本国は第2次世界大戦時の政府に対して一切、文句を言えず
 日本国民を軍民合わせて300万人の死亡者を生み出した暗黒の東條内閣並みの独裁国家に成り下がった模様。

引きニートのテレワーカースガノミクスに縋る乞食の>>744🐙
何をみみっち事を抜かしてんねん🐙菅義偉にパンケーキでもおごってもらったらどうや🐙