観光需要の喚起策「Go Toトラベル」で、観光庁は運転免許の合宿ツアーを来月以降、割り引きなどの対象から除外することを正式に発表しました。

「Go Toトラベル」の対象から除外されるのは、自動車などの運転免許を合宿形式で取得するツアーです。

来月1日以降に申し込みされる分から対象外となります。

ただし、免許の講習費用と、宿泊や交通費といった旅行代金が明確に区分されているものについては、旅行代金部分に限って対象になります。

いわゆる合宿免許は、合宿先での消費を喚起するとして対象に加えられていましたが、観光庁は一転して除外する理由について代金の大部分を宿泊ではなく免許講習が占めるものが見られることや、国家資格の運転免許などを取得することが目的で、旅行需要を喚起するという趣旨に沿ったものとは言い難いとして、総合的に判断したと説明しています。

観光庁は、旅行事業者に対して、Go Toトラベルの対象として合宿免許の販売を続けたい場合は講習費用や割り引き前の旅行代金、割引額などをそれぞれ明示するよう求めています。

2020年10月24日 5時24分
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