1日午前11時10分頃、鹿児島市郡元3で、鹿児島県警交通機動隊の白バイから追跡されていた男の原付きバイクが飲食店施設から国道225号に出ようとして、歩道を走っていた同市内の自営業男性(67)の自転車と衝突した。鹿児島中央署によると、男性は左手首に擦り傷を負うなど軽傷。男は原付きバイクを置いてその場を立ち去っており、同署が行方を捜している。

同隊によると、原付きバイクは排気音が大きく整備不良の疑いがあるとして、白バイが赤色灯を点滅させて停止を求めたところ、同施設に入ったが停止せず再び路上に出たという。

大園和文・副隊長は「現時点では適正な職務執行だと考えているが、事実関係を確認した上で、適正に対処したい」としている。

2020/11/02 11:21
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201102-OYT1T50103/