名城大学で准教授の首などをハサミで刺し殺害しようとした罪などに問われていた元大学生に、懲役7年の判決です。

　元名城大学理工学部の学生・野原康佑被告(22)は今年1月、研究室で男性准教授(当時40)の首などをハサミで刺し殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われていました。

　これまでの裁判員裁判で野原被告は殺意を否認し、弁護側は傷害罪を主張する一方、検察側は「殺傷能力の高い刃先の鋭いハサミを使用し強固な殺意があった」と指摘。懲役10年を求刑していました。

　2日の裁判で名古屋地裁は「准教授の頭や首などを狙って鋭利なハサミで刺していて殺意があった」と認定。野原被告に懲役7年の判決を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcce52a091b54c93ee4ce76fc4086919ed366e32