岡山県新見市の市道であおり運転をしたとして、新見署は5日、看護助手の20代の男=同市=を道路交通法違反(妨害運転)容疑で新見区検に書類送検し発表した。

 容疑を認めているという。

 署によると現場は新見市新見の中央線のない市道。男は7月9日午後5時50分ごろ、軽乗用車を運転中、前方のバイク2台の排気音が大きいと腹を立て、約200メートルにわたり車間距離を2メートルほどまで詰めてバイクの運転手に危険を生じさせた疑いがある。当時の速度は約40キロだったという。

 この直後、男が「暴走バイクがいる」と110番通報。駆けつけた新見署員に、男は「排気音を注意しようと思い止めようとした」と話す一方、バイクの運転手らは「(男に)追いかけられた」と説明し、あおり運転の疑いが判明。新見署は男の車のドライブレコーダー映像を分析するなどして容疑を裏付け、男を書類送検した。

2020年11月6日 9時53分 朝日新聞デジタル
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