ドナルド・トランプ大統領の最初の妻でイヴァンカ・トランプの母イヴァナ・トランプ。敗北宣言しないトランプ大統領の行動を分析している。

不正があったとして大統領選挙の結果を認めていないドナルド・トランプ大統領。現地時間11月7日(土)にジョー・バイデン氏の当選が確定したが、今も敗北宣言していない。全米の過半数以上がトランプ大統領の行動にうんざりしているが、元妻のイヴァナ・トランプも同じ気持ちのよう。イヴァナはトランプ大統領の最初の妻で大統領の間にドナルド・トランプ・ジュニア、イヴァンカ・トランプ、エリック・トランプの3人の子どもをもうけている。

イヴァナは雑誌『ピープル』に「なんでもいいから、どうにかしてこれを全部終わらせて欲しい」とコメント。さらに「ドナルドは負けるのが下手。敗北するのが嫌いだから、闘って闘って闘いまくるでしょうね」。トランプ大統領は選挙が「盗まれた」と主張、法的措置を取ると宣言している。イヴァナはそれを行動に移すだろうと示唆している。

イヴァナはイヴァンカら子どもたちについても語っている「3人には普通の生活に戻ってくれることを望んでいる。ワシントンではなくニューヨークでもどこでもいいから、そこで普通に暮らして欲しい。3人はドナルドの周りにいて、選挙活動するのを楽しんでいたと思う。でもありがたいことに全部終わった。彼らが今、何を企んでいるのかはよくわからない」。子どもたちの行動についてはイヴァナも読めないけれど「ドナルドは負け犬になるのが嫌い。それだけは確か」。

イヴァナ曰く「彼は敗北宣言するべき。負けたら負けなのだから。ドナルドにはお金もあるし人生を楽しむ場所もたくさんある」「彼に選択肢はないと思う。パームビーチに戻ってゴルフをして普通の生活をする、それが最善の道」。一部のアメリカマスコミはトランプ大統領の任期が終わったら過去の詐欺行為に対する捜査や訴訟が一気に加速すると報じている。イヴァナの言うようなゴルフ三昧の生活に戻れるのか、今後の動きを見守りたい。

ELLE 2020.11.11
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a34620590/donald-trump-ivana-trump-201110/