珍品や大物など、野菜の出来栄えを自慢する「自まんこ」コンクールが13日、横手市のJA秋田ふるさと金沢支店であり、管内の農家が丹精込めて栽培した135点が並んだ。

 品質や形など様々な観点から農産物を評価し、見て楽しむことで農作業にやりがいをもってもらおうと開催し、今年で23回目。

 並べられた野菜は珍品や大物、良品の部に分かれており、訪れた農家からは「りっぱだ」「上手にできている」などの声が聞かれた。子どもたちに人気の作品にちなみ「おしりたんてい」と名付けられた、お尻のように見えるリンゴも出品された。また、珍品部門の出品者でもある金沢保育園の園児たちは、五つに分岐したダイコンを見て「タコだタコ」と歓声を上げ、本数を数えていた。

 主催する同JA女性部金沢支部の本間アヤ子部長(66)は、「コロナ禍でも、工夫して開催できてよかった。苦労して栽培した逸品や独自の観察眼で発掘した珍品が並んだ」と話した。(山谷勉)

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