観光支援事業「Go To トラベル」を利用した宿泊者が増えている。
国土交通省によると、7月の事業開始から10月末までの宿泊者は延べ3976万人(速報値)。

東京発着旅行が追加された10月の宿泊者数は延べ1458万人で、9月(同1012万人)の約1.5倍に達した。

赤羽一嘉国交相は記者会見で「明らかに数が伸びている。そうした結果がでているのはうれしい」と述べた。
政府は来年1月末までとする事業実施期間の延長方針を維持している。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大が続く地域では、Go To トラベルへの警戒が広がる。

札幌市を中心に感染が広がる北海道。会見を開いた道医師会の長瀬清会長は、
道に対しGo To トラベルを積極的に後押ししないよう要請すると明らかにした。

「この状況が1週間続くと医療崩壊する」(札幌市医師会の松家治道会長)との声も上がった。
https://www.sankei.com/west/news/201114/wst2011140010-n1.html

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