厚生労働省は、2019年度における賃金不払い残業の是正結果を取りまとめた。割増賃金が適正に支払われていないとして是正指導を受けた企業のうち、合計100万円以上の割増賃金を遡及払いした企業は1611社で、支払い総額は前年度を約26億円下回る約98億円だった。

 全国の労働基準監督署が行った監督指導を受けて、2019年度に割増賃金が遡及払いされたケースのうち、支払い額が企業1社当たり合計100万円以上の事案を集計した。

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