https://news.yahoo.co.jp/articles/12a463670c3b6a7938049c599d21f2741adbe627
 茂木敏充外相は16日、日本記者クラブで会見し、トランプ米大統領が大統領選での敗北を認めていないことに関し
「現時点では不透明な状況だが、選挙結果がひっくり返ることはないと思っている」と述べた。

今後の米中関係については「対立がすぐに解消する状況にはない」と述べ、バイデン新政権の下でも通商分野などで激しい競争が続くとの見方を示した。
一方、気候変動問題では歩み寄りを見せ、香港情勢をはじめとする人権問題ではトランプ政権よりも強硬に出るなど、案件によって違いが出る可能性に言及した。

その上で、日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け「いかに米国のコミットメントを継続させられるかが日本外交の大きな課題だ」と指摘した。