大衆というものは 何も誇るものがない
だから女を何人抱いたか?に執着する

俺のようなエリートになると 学生時代から
周りがうらやましがるような彼女と交際し 若い内に性的満足を満たす
それにエリートには美学が生じる
美学とはかっこ悪いことは 恥ずかしい というものである

いい歳して自分の娘ぐらいの女性と付き合うのは 恥ずかしい
弱いものイジメをするのは 恥ずかしい
大切な友達・異性・恋人・家族を裏切るのは 恥ずかしい等

大衆は 己の欲望をコントロールできず
一回きりの人生 やりたいことをしないと後悔する という価値観のもと
やりたいようにやる
その結果 周りの人間を裏切ることに罪の意識をもたなくなる
こういう連中の関係者の多くは 裏切られて関係性は崩壊へ向かう

本当の意味で賢い人間は こういった事に早い段階で気付く
だけど 世の中の大衆は 気付かない
その結果 社会は相互不信になる
心の拠り所・帰る場所がない人間が跋扈することになる

そして そういった人たちは犬・猫に癒やしを求めて
過度に依存することになる
とは言っても そういった自分にとって大切な何か?をもつことは大事
その大切な何か?が犬・猫やモノであるという人は ある意味不幸である

だが 大衆社会の帰結は 相互不信・相互不信頼社会
であるが故に そういった不幸は 必然的に生じるのである

(俺かく語りき 第7章3節よりw)