『今の30〜40代の給料が実は最も下がっている』

2008年当時の課長と今の30〜40代の給料を比べると、今の30〜40代の給料が実は最も下がっている。
かつて40歳だった人がもらっていた給料に比べ、今の40歳がもらっている給料は1割ほど減っている。
拙著『日本人の給料はなぜこんなに安いのか』でも詳しく解説しているが、日本の給料は海外と比較しても低い。
為替を加味しても、製造業のエンジニアや管理職、サービス業のスタッフなどもおしなべて、欧米の主要国の中で劣るのだ。
もちろん新興国と比べると高いとはいえ、日本人はもはや国際的に「安い人たち」になっている。
日本人の給料は先進国との比較では、決して高いとは言えないどころか、むしろ低い位置にある。
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