秋田県湯沢市の小学校で9月、私語を注意する目的として、複数の1年生児童が教諭から粘着テープを口などに貼られていたことが同市教育委員会への取材でわかった。

学校は不適切な指導だったとして、教頭と教諭が児童宅を訪問して謝罪したという。

同市教委によると、9月下旬の授業中などに「静かにできないなら口に貼ってもいい」と言った上で、4人の児童には肩や名札に、別の2人の児童に対しては口に、それぞれ粘着テープを貼った。

10月に入って外部から匿名の通報が学校にあり、判明したという。同市教委は「学校への信頼を失い、重く受け止める」としている。

2020/11/17 09:02 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201117-OYT1T50152/