0001蚤の市 ★
2020/11/17(火) 19:04:45.81ID:ffHEOGga9国の予算執行の無駄や事業の効果を点検する「秋の行政事業レビュー」は12〜15日、子供の貧困問題や原発政策など13分野を外部有識者らが議論し、公開検証を終えた。河野太郎行政改革担当相は4日間で計15時間に及んだ議論すべてに参加。「削減一辺倒」ではない意外な一面を見せた。【田辺佑介】
胸をなで下ろした官僚たち
「無駄を削るんだというこれまでの固定観念にとらわれることなく、幅広い観点から議論いただけたらと思います」
12日午後6時半、霞が関の合同庁舎内。公開検証は、河野氏の意外な一言から始まった。
5年前にも行革相を務め、公開検証では「これだけ成果の上がらない予算というのは珍しい」などと切り込んだ河野氏だが、今回は「無駄削減」だけではないことをうかがわせた。
河野氏は今年9月の就任以来、「行革というと冷たいイメージがある。何かを創り出す改革を進めたい」と繰り返している。
初日と2日目のテーマは「子供の貧困・ひとり親家庭対策」(内閣府、厚生労働省、文部科学省)。支援団体や与野党の国会議員などから「削減するのか」と強い懸念が寄せられていたテーマだ。
議論は、省庁側が事業内容を説明し、正面と左側に座った有識者や先進的な取り組みを進める自治体の担当者らが質問や意見を投げかける形で進行した。
2日間とも、省庁の右側に座った河野氏が途中で議論を遮ることはなく、2日目終了後、河野氏は「子供にどれだけ国として投資をするか、覚悟の問題だと思っている」と、むしろ投資への意欲を示した。
出席した省庁の担当者は「予算を削られるのかと思って緊張したが、かえって励ましをもらった感じだ」と胸をなで下ろした。
3日目の土曜日。最初のテーマは「次期戦闘機の調達」(防衛省)だった。午前9時半の開始時刻の約20分前から、防衛省の幹部が緊張した面持ちで、前防衛相の河野氏を待った。
在任中は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」計画の見直しを進めた「実績」があるだけに「何を言い出すかわからない」(防衛省幹部)と戦々恐…(以下有料版で,残り2066文字)
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毎日新聞2020年11月17日 16時30分(最終更新 11月17日 17時24分)
https://mainichi.jp/articles/20201117/k00/00m/010/143000c