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大阪・心斎橋に「パルコ」が9年ぶりに帰ってくる。大丸心斎橋店の旧北館に移転し、「心斎橋パルコ」として20日に開業する予定だ。
ファッションだけでなく、シェアオフィスや映画館も構え、直結する大丸の店舗とも一体化。「パルコ」の名が付くビルは関西唯一で、新たなランドマークとなりそうだ。

17日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。「旗艦店」の位置づけの新パルコは地下2階、地上14階建てで、約170のテナントが入居する。
館内は関西出身のアーティストの作品が展示され、人工知能(AI)を搭載したロボットも配置し、近未来的な雰囲気だ。  
売り場面積は約4万平方メートルで、2011年に施設の老朽化で閉じた旧心斎橋パルコの5倍。だが衣料品の売り場は全体の4分の1程度にとどめ、シェアオフィスや映画館、英語やゴルフの教室といった体験型サービスに力点を置いた。
イベントホールのほか、「レトロ」と「モダン」を組み合わせた居酒屋なども入り、文化を発信するという。