大阪府の来年度予算 コロナ影響で税収不足に 不足額は想定の2倍近い750億円程度になるとの試算
11/18(水) 19:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/43c3a55514a0028eea7ac2eafed7e3644931ee0b

 大阪府は18日、新型コロナウイルスの影響で、来年度予算の収支が不均衡となり、収入不足額が、これまでの想定の2倍近い750億円程度になるとの試算を明らかにした。

 府が示した来年度予算の試算によると、新型コロナウイルスの影響で法人事業税や地方消費税などの収入が税収全体の1割にあたる約1400億円落ち込むとし、一般財源で750億円程度の収入不足になる見通しを明らかにした。

 吉村洋文知事は「(税収減少は)全国的な影響だと思うから、注視をしながら、地方として我々も厳しい予算編成なので(国に)要求するべきところは要求する」と語った。

 今年2月の時点では、府の財源不足は400億円程度と見込まれていたが、750億円と2倍近くにまで悪化した。

 府は予算の総額を抑えるとともに、貯金にあたる財政調整基金などをあてる方針だ。