[19日 ロイター] - 米大統領選挙の結果を巡ってトランプ陣営や支持者が起こした訴訟は19日、裁判所が3件について判断を示し、いずれも訴えを退けた。

ジョージア州では保守派弁護士が同州でのバイデン氏勝利の認定を差し止めるよう求めたが、トランプ氏によって任命された判事が請求を退けた。

ペンシルベニア州の裁判所は同州バックス郡の約2200票を無効とするよう求めたトランプ陣営の訴えを却下した。判決は「異議が申し立てられた票について不正や不適切な行為があったという証拠はない」とし、トランプ陣営もこの判断に同意したとしている。

また、米共和党のアリゾナ州支部が大統領選を巡り民主党バイデン氏の同州での勝利認定を差し止めるよう求めた訴訟で、州裁判所は請求を棄却した。