鬼滅のヒット理由はいたってシンプル

1・敵が鬼である
  鬼というのは小泉平蔵みたいな政治的な悪者
  アメリカでいうバイデンやジョージWブッシュである。ああいう裏工作で
  国民をこっそり陰で苦しめるタイプに大衆は薄々感づくのである
  不況の時はドラキュラものが受けるのと同じ
2.刀で鬼を切り刻む
  日本人らしさはこん棒や金づちで鬼を殴るよりもなぜか刀で切り刻むのが好き
  である。ゲームでもほぼ確実に刀が登場する。これがアメリカだと拳銃である。
  ロシアでも拳銃である。中国ではなぜか弓とかどうでもいい武器である。
  ドラキュラというかツェペシュはオスマントルコの弓や剣や軍勢で敗れたが
  日本人受けを考えるならなぜか刀が異常に人気がある。火縄銃ではなく刀で
  切り刻む様子が本能的に好き、醤油を味付けに好むようなものだと思われる
3.美形女性が多い
  実際の日本人女には見られないEラインの顔、でかい目、とがった鼻で描かれて
  いる。日本人は見た目にコンプがあるので見た目をよくしたキャラは受ける。
  作品に黒人みたいなゴリラ、渡辺直美みたいなデブスキャラなんか登場させた
  瞬間一気に画太郎や彼岸島、小林よしのり、ベルセルクみたいによほどのオタク
  でないと読まないキモ漫画になる。作者の絶妙な匙加減である。
4.悪役をリアルにし過ぎない
  竹中平蔵とか小泉とか東条とか牟田口とか日本人の国民を最も苦しめた
  暴君と宰相みたいなのをリアルに書き込むと政治的テーマとしてはいいが
  読んでて現実をかえって思い出して苦しくなる、現実逃避してるはずなのに
  むしろ現実並みにひどい、いやそれ以上にひどい、となってしまうと
  客離れを起こす。読者にアトラクション的な楽しさを与える範囲での強すぎず、
  悪すぎず、人間臭さ残した敵くらいの範囲でヒットに収めている。これも
  匙加減のよさである