埋立地で地下水脈があるから水分量が多い柔らかい地盤なの。
そのうえに住宅地が乗っている状態。

掘削機械が掘っているのは埋立地よりも深い岩盤で、これは固い。
固いから掘削の振動もおのずと強くなり、その強い振動が継続的に
その上の埋立てた柔らかく水分の多い地盤の液状化をもたらして
部分的に大きな空洞ができたということ。一部が崩落したが、
掘削を続ければ、もしくは震度3程度でも地震が来れば、大規模な
地盤の崩落が起きる可能性は十分ある。

解決策は、トンネル工事をやめるか、上の住宅を全部撤去するかのどちらか。
住宅地がある状態でトンネル工事を続けるのは無理だろう。