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【なぜトランプは平気で「ウソ」をつけるか──ヒトラーとの対比から】
イエール大学バンディ・リー准教授のThe Dangerous Case of Donald Trump(ドナルド・トランプの危険なケース)は、27人の精神分析の専門家がトランプ氏の情緒不安定などの危険性を警告する内容になっている。
また、2018年9月にジョージ・ワシントン大学の精神分析学者ジャスティン・フランク教授が出版したTrump on the Couch(診察台の上のトランプ)は、その権威主義的な性格を幼少期から掘り起こした労作だ。
こうした研究の多くはトランプ氏に自己愛性人格障害の傾向を見出していて、イーロン大学のバイラル・ガンダウア准教授のように「トランプ氏は教科書に出てくるような自己愛性人格障害の持ち主だ。精神科医がそのように診断するのに苦労はない」と断言する専門家もある。
Newsweek2019年05月