西村康稔(やすとし)経済再生担当相は25日、有識者らによる新型コロナウイルス対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)後に記者会見し、改めて「飲酒を伴う懇親会」「大人数や長時間の飲食」など分科会が提唱している「感染リスクが高い5つの場面」を紹介した。そして「共通点は、『いつでもマスク』だ。いつでもマスク。とにかくマスクを外す時が感染リスクが高い。手間に感じられるかも知れないし、面倒くさいが、飲食の時もマスクをしっかりしていただくと。これをみなさんにお願いしたい」と訴えた。

 会見で、西村担当相は「この3週間で強い措置を講じる。事業者のみなさんには厳しいことになる。営業時間の短縮という要請がなされてくる。そうした中で何とかこの3週間で封じ込める、抑制していくということが実現できるように、利用者のみなさんにも協力していただきたい」と主張。
 
 そして、「職場とか学校で感染が広がっていることはない。旅行で移動で感染が広がるリスクは非常に低い、新幹線や飛行機の移動で感染することは非常に低いと言われている。しかし、それぞれの活動の周辺でこういった事態、状況が起こる」と語り、飲酒を伴う飲食、長時間、大人数、マスクなしでの会話、居場所の切り替わりなど「5つの場面」を紹介。「つまり、マスクしてちゃんとやっていれば感染リスクは低いが、その前後でそういった俄然リスクが高い場面があり得る」と注意喚起した。

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