システム不具合で“給付金”5億円を誤給付
11/27(金) 23:09配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/57aee6da9375c75f9b8f63b30299ef5aa85928e3

経済産業省は新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ちた個人事業主などを支援する「持続化給付金」について、給付条件を満たしていない一部の申請に誤って給付されていたと発表しました。

経済産業省によりますと、これは「持続化給付金」の委託先である「デロイトトーマツ」の関連会社のシステムの不具合によるもので、給付条件を満たさず、本来は給付されない申請に対して、誤って給付されたケースがあったということです。

誤って給付された件数はことし9月以降で536件、総額5億円程度にのぼるとしています。先月15日に委託先のコールセンターに申請者本人から問い合わせがあって発覚しました。

誤って給付されたものの多くは、書類に不備があったとして修整を求められたものの再申請のケースでした。

経済産業省は調査を進め故意に不正受給した申請者には給付金の返還を求めた上で、デロイトトーマツに対しても損害の負担を求めるとしています。