新型コロナウイルス対策で国が個人事業主らに支給する持続化給付金をだまし取ったとして、大阪府警東淀川署は1日、詐欺容疑で大阪国税局OBの元税理士、山本愉章容疑者(43)=大阪市東淀川区=と、税理士事務所の従業員だった今井剛史容疑者(35)=京都府木津川市=を逮捕した。

 署によると、山本容疑者は顧問を務めていた企業の従業員らに不正を指南していたとみられ、詐取した総額は1億円を超える可能性がある。

 逮捕容疑は6月上旬、共謀し、山本容疑者の顧問先企業の20代男性会社員を個人事業主と偽り、中小企業庁の専用ホームページから申請し、給付金100万円をだまし取った疑い。

2020/12/1 15:26 (JST)
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