ドイツ西部トリーアで1日午後2時前(日本時間同日午後10時前)、乗用車が歩行者専用の道路に突っ込む事件があり、少なくとも2人が死亡、15人が重軽傷を負った。警察は運転していた地元に住むドイツ人の男(51)を拘束し、車を押収したと発表した。警察はテロの可能性を含め、動機を慎重に調べている。

 警察や地元メディアによると、現場は市内中心部にあり、商店が並ぶ歩行者専用の道路。車は約600メートル走った後、警察車両が体当たりして止めた。目撃者は「車が時速100キロで走り抜け、人が宙を舞った」と語り、意図的に人々をはねたように見えたという。

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